鳳凰降り立つ『御鳳輦』記念御朱印を授与【最新】
御本殿屋根の葺替修復に伴ない、大神様を“本殿より仮の御殿へとお遷し”申し上げました「仮殿遷座祭」当日の9月15日より、“記念 御朱印”を授与致しております。
御朱印には、仮殿となっている“御鳳輦”と共に、古くより吉兆を表す「鳳凰」が本来、雄を〝鳳〟・雌を〝凰〟とし、〝夫婦和合〟の象徴の縁起の良い瑞鳥である事から、“雌雄一対の鳳凰”を向き合せ、背景には、来年9月の式年大祭の重儀として行われる“御神幸”の渡御先である“二上山”を描きました。
そして、伝統技法“箔押し”と新技法“ホログラム”で仕上げられた御朱印は、見る角度によって多様な光彩を放っています。
もとより、麗しい反りの屋根に降り立つ〝鳳凰〟は、平穏な世の中の象徴であり、『詩経』の一説「鳳凰鳴けり彼の高き岡に」は、地名・高岡の由来でもあります。日々の暮らしの安寧とともに、御遷座百五十年式年大祭の諸祭事が地域の復興・発展へと繋がりますよう、祈り続けます。