『越中 赤ちゃん泣き笑い相撲』は 令和3年(2021)開催に
赤ちゃん力士・ご家族の皆さまへ
相撲の「四股(しこ)」という動作には「大地の邪気を鎮める」との意味があります。今年は7月初旬に開催するため、地元相撲連盟の方々と共に準備を進めて参りましたが、新型コロナウイルス感染症の流行、緊急事態宣言対策については限定的な解除となったものの、今なお予断を許さない現状であることから、皆様の安全と健康を優先し、延期することといたしました。
「泣き笑い相撲」の開催を心待ちにされ、来たる日の取組に向けてたくさんの準備をし、ご参加へのお問い合わせを多くいただく中、たくさん悩みに悩んで「延期」を決断した私たちに今できることは、かけがえのない日をつくれるように、次の開催に向けて準備をすることです。
来年は、年齢資格を2歳半まで拡大!
来場所の開催に向けて、〝丈夫で健康に育ってもらいたい〟という、いつの時代も変わらない素直な親心の願いに応えるため、今回、参加できなかった赤ちゃんと家族の参加機会をつくるため、「赤ちゃん力士の年齢資格」を1歳半から2歳半ごろまで広めることを決定いたしました。
来年に向けて、ぜひ大いに泣き、大いに笑う〝稽古〟を積まれ、化粧廻しを締めて可愛らしく、たくましく土俵へあがる赤ちゃん力士達のたくさんの泣き声と笑顔で、富山を、日本を、元気にしましょう!
越中 赤ちゃん泣き笑い相撲係 一同
【次回の開催については、都度改めてお知らせいたします】
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『越中 泣き笑い相撲』とは?
「富山県民の守り神」とされる射水神社では、お祭りと、とても深い関わりのある『相撲』を通じて健やかな成長を祈願する『越中 赤ちゃん泣き笑い相撲』を開催しています。
〝令和・初代横綱〟を目指した昨年の「泣き笑い相撲」には、総勢150人の〝赤ちゃん力士〟が「人生の初土俵」へとあがり、抱えられながら泣き笑い合う姿や、周りの大人たちの一所懸命に応援する姿も印象的で、元気な泣き声と満面の笑顔で「横綱」を競い合いました。
泣き笑い相撲のルールは、基本的に「元気よく泣いた、満面の笑顔があふれた方が勝ち」となりますが、本来、勝敗は関係なく、元気な姿を神様に見てもらうことに意義があります。
赤ちゃん力士を表彰する番付は、東西の横綱・大関・関脇・小結・序ノ口があり、番付以外にも「四股名賞」「最大・最少目方賞」、特に地元企業より副賞が寄せられての「特別賞」も用意されています。
〝四股名〟は大相撲などを参考にしながら、お子さまの健やかな成長を祈って、ご家族で名付けていただき、〝秀逸〟や〝ユニーク〟な四股名を「四股名賞」として表彰しています。