4月
23日
最重儀 例祭 れいさい
ご祭神・二上神の神威霊験に感謝し、皇室の弥栄と国家の繁栄、国民の平穏を祈ります。本社祭典では、献幣使を始め神社役員・崇敬者ら多数のご参列の下、厳かに執り行われ、昭和天皇が昭和8年(1933)に、世の泰平を祈ってお詠みになられた御製「天地の神にぞ祈る朝なぎの 海のごとくに波たたぬ世を」をもとに、同15年(1940)、皇紀2600年を奉祝して、時の宮内省楽長の多忠朝(おおのただとも)氏が作曲振付された「浦安の舞」を本装束姿の巫女二人が奉奏します。
同日、午後2時、二上山の麓の元鎮座地の二上射水神社では古例の「築山行事」(県指定無形民俗文化財)が行われ、地元小学校に通う児童らによって神楽「末広の舞」が奉奏されます。