2月

2日

開運厄除大祭 節分祭

鬼

一年は立春・立夏・立秋・立冬を節目として四季に分かれ、それぞれの前日が〝節の分かれ目〟です。本来、年に4度ある節分のうち、冬から春へと移る〝立春の前日〟が特に強調されるようになりました。

当神社では、年中行事に親しむため、旧来の節分行事を再考し、「鳴弦(めいげん)の儀」と「鬼追いの儀」を行っています。

「鳴弦の儀」は、矢をつがえずに弦を引き、 その音を鳴らすことによって悪鬼・邪気を祓うもので、青竹の弓を手にした宮司が祝詞舎(幣殿)で鬼門と裏鬼門の方角に向けて鳴弦を行います。
「鬼追いの儀」は、本殿に差し掛かる手前の中門に現れた〝鬼〟に向かい、宮司が「鬼遣(や)ろう!」の掛け声とともに豆を打って鬼を追い払います。この時、鬼は宝物である「打ち出の小槌」を落として行き、参拝者の方々が小槌を振ってお祈りする姿が見られます。

また、『福は内!!』の高らかな声に引き寄せられ、〝福の神〟が現れます。「福の神」は、当神社の御祭神・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の神話「天孫降臨」に由来をするお導き・縁結びの神様・天宇受賣命(あめのうずめのみこと)とされ、手にした熊手で “幸せ”をかき寄せながら私たちにお届けしてくれます。

その後、〝福の神〟とともに、神職・巫女が福豆を打ち、開運招福・無病息災・家内安全をお祈りし、多くのご参拝者で賑わいます。

開運厄除大祭 節分祭

開運厄除大祭 節分祭