12月
29日
年越大祓 としこしのおおはらえ
年越の大祓では、「麻苧(あさお)」と「木綿(ゆう)」によるお祓いの後、射水川に見立てた3本の御幣が取り付けられた檜樽の「斎水(いみず)」に「人形代(ひとかたしろ)」を投じ、災厄罪穢れを祓い清めます。
また、ご家族友人揃って清々しく初春をお迎えいただくため、当日参拝できなかった方もお祭りに近いお祓いが受けられるよう「大祓斎串(おおはらえいぐし)」を授与しています。
大祓斎串は、長さ約20cmの竹串の先端を割り、越中の五箇山和紙から切り出した紙垂を挟み、麻苧で結わえたもので、5枚の紙垂には、罪穢れを祓う祓戸四柱の大神等と、射水の大神を合わせた五柱の御力で災厄を除く意味が込められています。
この斎串を手に、自らの身体や、玄関・部屋など清めたい場所を左・右・左の順で祓い、1月14日の左義長「射水の火祭り」で神社へお納めていただき、お焚き上げします。